2014年3月17日 |
平板瓦施工 |
前回の投稿の続きになります。
屋根の廃材を全て撤去して、 新しく防水シート(ゴムアスルーフィングとカラールーフィング)を二重に敷きます。 このシートを敷くことで瓦の下に水が入ってきても雨漏りを防げるのですが、防水性が良すぎて屋根裏の換気が悪くなりますので棟換気を取り付けます。 これで屋根裏換気も問題ありません。 キズリテープ(縦貼りすることで瓦桟の下に隙間をつくり水が流れるようにします)と、30×18の防虫防腐処理された瓦桟をステンレス釘で取り付けます。 軒先と袖(横の部分)に水切りを取り付けます(塩害地域のためステンレス製を使用します)。これは雨水のまき込みを防ぐためのもので、平板瓦を使用した際は必ず付けます。 瓦残に平瓦(桟瓦)を全てステンレス釘で釘留していきます。 棟部のはみ出してしまった平瓦は、カットして釘留用の穴を開けステンレス釘留します。 平板用の三角棟を棟芯材に補強用パッキン付ステンレスビスで留めて完成です。 |
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