今回お客様より、屋根の漆喰を見てほしいとのお電話をいただきました。 後日お客様立会いの元、屋根の点検をいたしました。 以前、棟積みの際は粘土を使用し表面を漆喰で仕上げていましたが、こちらのお客様宅では、その粘土が飛び出しまた棟全体にうねりが生じていました。
お客様との話し合いの結果、屋根全面の耐震工法において葺き直すこととなり、下記の工法順で施工いたしました。
1、瓦の撤去。及び粘土の撤去処分。 2、既存の瓦を使用し、平瓦を全てステンレス製の釘で留める。
3、棟部に於いて、当社オリジナルの耐震棟金具(厚さ3㎜)を取付。取り付ける間隔は、約90㎝。棟の高さに合わせて、太さ10㎜の全ネジボルトを取り付ける。 こちらのお客様宅では、隅棟が4段積み、大棟が7段積み。
隅棟部 4段積み 全ネジボルトに10㎜の異形鉄筋を、1段目と2段目にステンレス線で取り付ける。
大棟部 7段積み 全ネジボルトに10㎜の異形鉄筋を、1段目、3段目と5段目にステンレス線で取り付ける。
4、清掃・完成お引渡し
ひたちなか市H様邸 石蔵屋根葺き替え工事 » « ひたちなか市A邸 屋根瓦リフォーム完成。